東京都バスケットボール協会の加盟チームがトーナメント形式で優勝を目指す夏季選手権大会。
社会人だけでなく、大学のチームも参加するのが特徴である今大会、初戦は明星大学B、2回戦は拓殖大学。
今大会を振り返りたい。
2回戦は序盤から点を取られたら取り返すシーソーゲーム。
お互い譲らず、2度のオーバータイムへ。
2度目のオーバータイムで先制を許し点差を詰め切れず10点差で敗北。
新しいチームになってからの成長と課題が見えた試合となった。
★戦績
2022/6/12(日)エコ・プラン 111○ VS 明星大学B 95
2022/6/18(土)エコ・プラン 91 VS 拓殖大学 101○
2022/6/18(土)の拓殖大学戦。
序盤から点を取られたら取り返すシーソーゲーム。
点差を広げるも追いつかれ、2点ビハインドで1Qを終えた。
2Qはディフェンスからの速攻、スリーポイントで得点を重ね、前半を38-37で折り返す。
3Qも序盤から点の取り合いが続く。ディフェンスでチャンスを作り速攻を連続で決め得点を重ねるも、
相手チームもリバウンドからの速攻で点差を詰められ、1点リードで4Qへ。
拮抗した展開が続く4Q。2点リードを許したまま残り8秒。
#13菅澤のスティールから最後#19原が得点を決め同点に追いつき、勝負はオーバータイムへ。
オーバータイムも両者譲らず同点のまま残り6秒。最後の得点のチャンスを活かせず、2度目のオーバータイム突入。
体力的にきつい状況でスタートした2度目のオーバータイム。
2点先制を許し、2点取り返す。勝負を分けたのは開始1分半、相手チームのスリーポイントが決まり流れは拓殖大学へ。
スティールからの速攻、スリーポイントでリードを広げられ、4点取り返すも更に得点を許し、10点差で敗北となった。
今大会は新しいチームになって初の公式戦だった。
チームを率いるキャプテン塩月は試合終了後「現役大学生との試合でここまで戦えたことはチームとして成長を感じた。
ただ、どんなに成長を感じても良い点があっても試合に勝たなければ周りからは認めてもらえない。勝たなければ意味がない」と勝利にこだわった。
★試合についての選手コメント
#13 菅澤
2度のオーバータイムとなった2回戦目、最後まで果敢にコートを駆け回る姿が印象的でしたが、
どのような気持ちで試合に臨んでいらっしゃいましたか?
「4Qで負けている場面で最後に追いついた。体力的にきついと感じましたが、
もう1度ギアを上げて、この試合に勝とうとメンタルセットしました。
2回目のオーバータイムに突入した時は、本当に体力がきつかったです。
ただ、個人的に中学時代の後輩がいたので、負けたくないという気持ちもあり、気力を振り絞りました。
10点差で負けてしまったのですが、試合自体はとても楽しいものでした。
今後東京都のリーグ戦がはじまるので、そこにつながる良い試合ができたと思っています。」
副キャプテン #23 野内
夏季選手権大会を踏まえ、リーグ戦に向けてどのような準備をしていますか?
「学生と社会人の差が大きいと感じた試合で、体力面が大きく試合を分けたと思っています。
学生のように動くのは無理ですが、その分コミュニケーションを多くとる、考えたプレーを行うということが必要だと思いました。
東京都のリーグ戦に向けて、1人ひとりが考える力をつけるための練習に取り組んでいます。」
今大会を経て2年ぶりとなる東京都社会人リーグ戦に向けてより一層気合が入る。
チームの更なる成長を期待したい。